8月からサイドFIREを開始した2021年も終了。ここでは2021年の年間支出の最終結果と資産年数(資産額÷年間支出)の状況をまとめておきたいと思います。
2021年の年間支出(対2020年)
2021年の年間支出は2020年と比較して85%(-15pts)の結果となりました。-15ptsの主な要因としては以下の通りです。
- -3pts インフラ(住宅・水道・光熱・通信):格安携帯への変更
- -5pts 教育費:学費補助制度の活用
- -3pts 食費:「何となくの外食」を抑制
- -3pts 衣服・美容院・健康・医療:「不要・不急の支出」の抑制
- +4pts 家電・旅行・趣味:副業用のPC購入・キャンプなどのレジャー費増
- -5pts その他支出:「不要・不急の支出」の抑制
無駄な出費を抑制(-19pts)しながら、その一部をサイドFIRE生活の準備や楽しみに投資(+4pts)することができました!
直近2年間の資産年数(資産額÷年間支出)の推移
この結果に伴って、2021年の資産年数は23年となりました(つまり収入なしで23年間生活できるということです)。
- 一般的にFIREを達成するための基準としては「25年分の年間支出をカバーできる金融資産があれば、労働収入を得なくても資産運用からの不労所得で生活できる」と言われています(資産運用益を年間平均4%と想定すれば、25年x4%=1年で1年分の年間支出を捻出できます)。
- ここでいう「資産年数」とは「資産額÷年間支出」で計算されており、「今の資産で何年分の年間支出をカバーできるか」をあらわしたものとなります。
年間支出の推移
2019年を100とすると、年間支出は過去2年間で88(2020年)、74(2021年)と順調に抑制することができました。
資産額の推移
一方で、資産額は2019年を100とすると、過去2年間で105(2020年)、134(2021年)と大きく伸ばすことができました。
特に2021年に関して前年比約1.3倍にすることができたのは、
- 年間支出を抑えたこと(貯める力)に加えて
- 賞与増や所属企業の売却に伴う一時金(稼ぐ力)と
- 2年前から始めた資産投資が大きな成果を上げたこと(増やす力)の「3つに力の相乗効果」のおかげでした。
資産年数の推移
その結果、資産年数は2019年には13年だったものが、2021年には23年まで1.8倍拡大しました。(年間支出が74%、資産額が134%になったのですから、134÷74=1.8ということになります)
これは、完全にFIREするための25年分の資産額には及ばないのですが、「一部の生活費を好きな労働でカバーするサイドFIRE」に踏み切るには十分な資産額だと思います。
安定したサイドFIRE生活を続けていくために:2022年
とはいえ、今後は子供の成長に伴って教育費も増えていきますし、コロナが収束すれば外食や旅行などの支出も増えていきます。
今後も安定したサイドFIRE生活を続けていくために、2022年は、
- 引き続き無駄な支出を抑制しながら(貯める力)
- 好きなことをお金に変えていく仕組みづくりに注力し(稼ぐ力)
- 資産構成の見直しも含めた適切な資産運用(増やす力)を心掛けたいと思います!
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