FIREとは?(定義・4つのタイプ・流行の背景・後悔するケース)

FIRE

FIREとは「普通の会社員」であっても目指せる人生の選択肢です!

この記事を読んでいただくことで、

  • FIREが一部のお金持ちの人だけの話ではなく
  • FIREが皆さんの人生の選択肢の1つであると感じていただけます。

☆ FIREの基礎知識をすでにお持ちの方は実践編へお進みください ➡ FIRE実践法(必要年数・必要金額・家計改善・副業・転職・資産運用・実例)

FIREとは?

FIREとは、”Financial Independence(経済的自立)”と”Retire Early(早期リタイア)”の頭文字を組み合わせたものです。つまり、「経済的自立を達成して、早期にリタイアする」ということです。

経済的自立 = 不労所得で生活できる状態 =「不労所得 > 支出」の状態

一般的に「年間支出の25倍の金融資産があれば、資産運用からの不労所得で生活できる(例:年間支出が200万円であれば5000万円の金融資産が必要)」と言われています。

RE(早期リタイア)よりもFI(経済的自立)の方が重要

FIRE

FIREとは「経済的に自立(FI)」して「早期にリタイアする(RE)」という2つの要素の組み合わせですが、どちらを重視するかでFIREの意味は大きく変わります。

私は、FIREの本質は「経済的自立を達成し圧倒的な自由を手にすること」だと考えています。
  • 「圧倒的な自由」を手にすることで
    1. あなたの人生は義務的な労働から解放され
    2. 自分の好きな事で生きていけるようになります。

もちろんFIRE達成後も好きな仕事は続けてもよいのです。早期リタイアはFIRE後の選択肢の一つにすぎません。

FIREには4つのタイプがある

FIREの4つのタイプ

「FIREに興味はあるけど、自分には無理」だと思っている方も多いです。

しかし、同じFIREでも「FIREに必要な資産金額」「FIRE後の支出レベル」「FIRE後に求める自由度」などによって、様々なスタイルを選択できます。あなたに合ったFIREのタイプを見つけてください!

FIREの
タイプ
特徴資産支出自由
Fat FIRE
(ファットFIRE)
・高い資産運用益で高い支出をカバーする「贅沢なFIRE」
一般的に世間でイメージされるリタイア像
・一部のお金持ちが目指すスタイルで、多くの人にとって再現性のあるFIREではない
Lean FIRE
(リーンFIRE)
・最低限の生活支出を資産運用でカバーする「倹約型FIRE」
最近流行しているFIREの形で、もともとアメリカから始まったスタイル。
・今の若い世代は「自分らしく生きる」ことを重要視しており、その生き方を支えるスタイル。
多くの人が実践可能で再現性が高い
Side FIRE
(サイドFIRE)
・最低限の生活費を資産運用でカバーし不足分を労働で補うスタイル。さとぱぱもこのスタイル。
セミリタイヤと同義で扱われることも多い。
Coast FIRE
(コーストFIRE)
Fat FIREレベルの資産を持ちながら、サイドFIREのように好きな仕事を続けていくスタイル。
・リタイヤした後も、やりがいや社会とのつながりを持っていたいという人向き。

FIREが流行している背景

最近TVなどのメディアでも、FIREが特集されることが増えてきました。

FIREに対する関心が拡大している背景としては、

  • 年金2000万円問題やコロナなどによる社会不安が増大している一方で
  • 働き方改革や投資環境の整備によって、副業や資産運用による個人資産の構築がしやすくなっていることが考えられます。
「良い会社に入って定年まで勤めあげる」というこれまでの人生設計が、時代に合わなくなってきたということです。

この時代の変化の波に乗るか否かで、将来の資産形成や生き方の自由度に大きな影響が出てくるのではないでしょうか。

FIREして後悔する理由4選

FIREして後悔

一方で、実際にFIREを達成しても、後悔するケースもあります。主な理由は以下の4つです。

  1. お金が足りない
    • 「想定以上に支出が増えた」などの理由で資産を取り崩し、FIREの継続資金が不足するケースです。
    • いったん会社員を辞めてしまうと再就職が困難な場合もあり、袋小路に入ってしまう人もいます。  
  2. 孤独を感じる
    • 特に独身の方に多く、社会との接点が無くなり孤独を感じるケースです。
    • 会社員時代の友達とも生活サイクルがずれ、疎遠になることも多いようです。
  3. やりたいことがない
    • 「会社で働くことが嫌」という理由でFIREした人に多い傾向があります。
    • FIRE生活で節約を意識するあまり、新しい経験への投資に躊躇する人もいます。
  4. もっと早くFIREすべきだった
    • 実際にFIREをしてみて「そんなにお金が必要なかった」と思う人もいます。
    • 心配性でFIREに踏み切れなかったことにも原因があるようです。

FIREして後悔しないために今からできること

あとあと後悔しないために、しっかり準備してFIREに臨むことが大切です。以下、対策として3つ挙げましたので参考にしてみてください!

  1. 家計を把握し支出を適正化する
  2. 人脈を作っておく
    • SNSやブログなどを通じて、社外の人脈を築きましょう。
    • FIREを目指しているグループに参加するのもおすすめです ➡ リベシティ
  3. やりたいことリストを作る

サイドFIREによってFIREがより多くの人の選択肢になる

サイドFIRE

FIREの4つのタイプの中で、私が選択したのはサイドFIREです。

FIRE後も好きなこと・得意なことで労働収入を得ることで

  1. FIREの早期達成が可能になり(必要金額が下がるから)、
  2. FIRE後の教育費増・家族の介護・株式市場暴落などのリスクも軽減でき、
  3. FIRE後の孤独や生きがいの懸念にも対処できます。

サイドFIREを検討することで、多くの人にとってFIREが人生の選択肢のひとつになります ➡ サイドFIREは「普通の会社員」にとっても人生の選択肢の1つである

FIRE達成に向けて

FIREについて理解を深めていただけましたでしょうか?FIREについての学びが、あなたの人生にとっても有意義だと感じていただけたなら嬉しく思います。

  • FIREの具体的な実践法は「FIRE実践法」へ
  • FIREに必要な年数・資産金額を知りたい方は「FIRE計算機」へ
☆ この記事が少しでもいいな!と思ったら、いいねボタン、SNS共有をお願いします!


にほんブログ村 その他生活ブログ FIREへ
おすすめのFIREブログが揃っています!

コメント

タイトルとURLをコピーしました