先日、「ストレングスファインダー:サイドFIRE向きの才能(強み)とは?」という記事で、サイドFIRE達成のために活用できそうな才能(強み)について、私の例を用いて解説しました。
その後、「ストレングスファインダーの強みをキャリアにどう活用していけばよいか分析してほしい」という依頼をいくつかいただきましたでの、その分析内容をブログでも共有させていただきたいと思います。
ストレングスファインダーのウェブテストが受けられるアクセスコードが付いた解説本
ケース① 経理職30代女性のAさんの場合
相談内容
現在30代で経理の仕事をしています。今後のキャリアアップに向けて、私の強みの傾向・対策・活かし方などを教えてください。
分析結果
- まず強みというのは
- 「チームに一体感・成長・モチベーションを与える関係構築力」
- 「チームをより良い意思決定へと導く戦略的思考」
- 「チームのアイデアを大きく育てて広くリーチさせる影響力」
- 「物事を実現させる実行力」の4つの領域に分類されます。
- Aさんの5つの強みは、関係構築力(調和性・個別化)と実行力(公平性・回復志向・慎重さ)に集中しています。
これらを踏まえて考察すると…
- まず目の前のことに集中して結果を出す:急いで昇進して大きなチームをリードすることを目指すよりも、まずは中規模のチームの中でチームの一体感を作り上げることに貢献し、目の前の結果を一つ一つ確実に積み上げていくことを目指すのが良いと思います。
- チームの一体感を作り上げることに貢献する:1人1人の違いや個性を理解して、チーム内で意見が異なった場合などに落としどころを見つけるのが得意だと思います。個別化の強みを活用してチームの一体感を作り上げることを意識的に取り組んでみてはいかがでしょうか。
- 調和性の強みからくる注意点:ただし、他人から強く意見を押し付けられたりすると委縮してしまいがちです。こういった自分の特徴を上司や同僚に理解してもらったり、調和性を強みにしているチームの中に入るとより効果的です。チームメンバーや他部署と連携する際には気にかけてみてください。
- 経理職への適性あり:仕事の内容については、長期計画のような観念的な仕事よりも、結果が明確に分かる仕事が向いているかと思いますので、いまの経理の仕事には適性があると思います。
- 転職については慎重に:予測可能で公正な環境を望む傾向があるので、今の職場が働きやすいのであれば急激に環境を変えるようなことには慎重になった方が良いかもしれません。転職に際しては、給料や職責だけでなく、職場環境についても慎重に検討して決断した方が良いと思います。
- 管理職への素養あり:回復志向・個別化・慎重さはどれも観察力や人を見る目に関連した強みです。そういった点では、将来管理職へ進める資質を持っているのではないかと思います。6位以下の強みが分からないので何とも言えませんが、成長促進やアレンジの強みを上位に持っているようであれば、それらを活かして部下や組織から信頼される管理職になれる素養があるかもしれません。
* 私はストレングスファインダーの認定資格を持っているわけではありませんので、あくまで個人的な私見であることをご留意ください。
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