FIREに興味をもって実践しようとする人が増えている理由
数年前からアメリカ、そしてヨーロッパへと広がりを見せたFIREへの関心の高まりは全世界に拡大し、日本でも実践しようとする人が増えています。ここでは、その理由を考察してみたいと思います。
漠然とした社会不安の高まり
FIREへの関心が高まっている現象のベースとして、社会的な不安の高まりがあります。
人生100年時代と言われ、70~80代になっても働き続けないといけないですかね~。終身雇用気も期待できないし、老後2000万円問題とか言われるし、老後が不安です…
コロナもあって、これから私たちの生活がどうなっていくのか、先行きが不透明で心配…
日本の経済って将来の成長が見込めませんよね。人口も減っていくし、会社に就職しても給料って上がっていくのかなあ…。そもそも定年までその会社が生き残っているかもわかりません。
FIREに関する認知度の広がり
一方で、そういった社会不安に対する解決策の一つとして、FIREに関する認知度や関心がここ数年で幅広い世代へ広がっています。
最近、中田敦彦さんのYouTube大学や、両学長のリべ大YouTubeで、FIREのことを知りました。TVなどでも特集されてますし、流行ってるんですかね?
私も、テレビやSNSでFIREを達成した人たちのことを知りました!FIREなんて特別なお金持ちの人だけの話かと思ったら、もっといろんな方がFIREを達成されてるみたいですよ。
早期リタイアって貯めたお金がどんどん減っていくイメージでした。でもFIREってお金を運用するので資産を減らさず生活するんですね。
それなら思ったよりも少ない資産で始められそうだし、長生きしてもそんなにお金の心配をしなくてもいいかも。私も考えてみようかしら…。
FIREに取り組みやすい環境の変化
さらに、若い世代の生活志向の変化や、投資環境や社会インフラの発展などにより、FIREを目指しやすい環境へと社会が変化しています。
FIREするには具体的にどうすればいいのですか?
資産を増やして運用する。あとは支出を抑えることも重要みたいです。だいたい年間の生活費の25倍の資産を貯めるのが目標みたいです。
25倍!!それはちょっと大変そうですね…。僕の今の給料ではとても無理です…。
今の若い世代は、上の世代と比較して贅沢志向でもないし、物欲も少ない傾向がありますよね。支出を適切に抑えられれば、不可能ではないかもしれませんよ。
確かに、支出を抑えれば必要な資産額も抑えられますね。それでも資産を増やしていくのって大変そう…。
最近は副業や在宅勤務を認めてくれる会社も多いですし、ウェブ上で仕事を受注することもできます。資産運用についても、長期運用に向いているインデックス投資で、手数料が低いものも多く出ていますね。
それなら僕にもできるかもしれませんね!
まとめると…
- 漠然とした社会不安を背景に、経済的自立を目指すFIREという生き方に注目が集まっています。
- また、投資環境や社会インフラの発展も、FIREの実現を後押ししているようです。
FI(経済的自立)は多くの人にとって必要な知識
実際にFIREしなかったとしても、FI(Financial Independence:経済的自立)を達成すれば、より主体的に生き方(時間の使い方、仕事、住む場所など)を決められます。
そういった意味では、不確実な未来を自由に生きるために、FIREは多くの人にとって必要な知識なのだと思います。
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