FIREという言葉を知ったのは1年前ですが、それよりもずっと前から「サイドFIREのようなもの」を妄想しながら、準備を進めていました。今日は、これまでのことを振り返ってみたいと思います。
FIREなんて考えもしなかった30代での海外生活
30代の大半はシンガポールで駐在員として働いていました。アジアの仕事を外国人と一緒に取り組んで、文化・価値観の違いなどの苦労もありましたが、彼らを理解し分かり合えるようになったのは大きな経験でした。
日本を離れても生きていけるな、という自信を持ったことも人生の大きな糧となりました。ただ、この時は目の前のことに一生懸命で、将来のこと、ましてやFIREのことなんて考える余裕もありませんでした。
40代で帰国し違和感を感じる
40歳で転勤し、初めての東京暮らしが始まりました。当時勤めていた会社の本部がシンガポールにあり、東京は販売会社の扱いでしたので、少し物足りなさを感じるとともに、将来の閉そく感も感じ始めます。この時初めて、50~60歳くらいになった時の将来について考え始めました。
初めての転職、”Life Shift” との出会い
「将来食いっぱぐれないように、もっとキャリア・スキル・収入を上げていかないと!」という思いもあって、初めて転職。
そんな時、「LIFE SHIFT(ライフ・シフト)―100年時代の人生戦略」という本と出会います。「何歳まで働くことになるんだろう」という不安と、「100年あればもっといろんなことができるな」というワクワク感を同時に感じました。
家族にサポートが必要となる事案発生!
そんな時、家族にちょっとした事故が発生し、サポートが必要になりました。
それまでは私の役割は「働いて稼ぐこと」だと思っていましたが、仕事よりも家族や自分の人生の方が大切、と改めて実感。
自由(家族と過ごす時間・自分の好きな事に没頭する時間・好きな場所に住むことなど)を得るために、独立を将来の選択肢の一つとして考え始めました。
転職を繰り返してキャリアアップ
その後、2度転職して日系企業のCFO(会社のお金を統括する人)を担当。
収入・資産の成長を加速させるとともに、独立したときに活かせるスキル・経験を得るきっかけになりました。
転職・キャリアアップについて知りたい方はこちら!:転職・キャリアアップに効果的なエージェントの探し方・レジュメの書き方
長期資産運用とFIREという考え方を知る
それまでは投資といえば自社株買いや短期株売買くらいしか経験がありませんでした。ところが、コロナをきっかけに長期インデックス投資について学び、それまで8割だった現金比率を積立投資によって5割くらいまで圧縮(2021年8月現在・積立投資は継続中)。
同時期に、FIREやサイドFIREの考え方を知り、会社員を卒業してサイドFIREすることを”現実的”な計画として考え始めました(支出を適正化して、必要なお金を7割資産運用・3割好きな事で稼ぐイメージです!)。
資産運用について知りたい方はこちら!:FIREを達成するための資産運用術!
そしていまココ(47歳)!
2021年8月にいよいよサイドFIRE開始!
家族との時間や自分の好きな事に没頭する時間を確保しながら、空いた時間でこれまでの経験を活かした仕事もとっていきたいと思います。
不安もあるけど…
正直、このサイドFIREというスタイルが自分や家族に合っているかどうかはやってみないと分からないなあと思っています…。2~3年後に、「やっぱり会社員に戻ろう」と思うかもしれません。
ただ、FIREの考え方に出会ったことで、資産運用による経済的自立を達成し、副業で稼げる力も身に付ければ、たとえ会社員に戻っても、これまでよりもずっと自由に生きられるのではないかと思っています。
最後に!
新しい経験は、それが成功しようが失敗しようが、人生に新しい “点” を加えてくれます。それがこれまでの経験とつながって、”自分らしさ” をより進化させてくれるのだと思っています。せっかく始めた新しい挑戦なので、思う存分楽しみたいと思います!
- さとぱぱをもっと知りたい方:自己紹介!さとぱぱってこんな人
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