- 先日、FIREを達成された方々の傾向についての記事を共有しました。
- 本日の記事では、”40代会社員からサイドFIREした” 4人家族のさとぱぱの例を用いて、会社員からのサイドFIRE達成について考察します。
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40代でのFIRE達成に多く見られる傾向
40代以降でFIREを達成した方の典型的なパターンは、
- 比較的投資経験が豊富で
- 家族(お子様がおられることも多い)をお持ちなので
- FIREとしては少し高めの1~2億円の資産を築かれている方が多い、ということです。
また、FIREされた後の仕事の中心は、投資やブログ・YouTube、講演など、FIRE達成に直接かかわるものが多いように思いました。
さとぱぱの場合
- 一方でさとぱぱはというと、同じ40代の4人家族ですが、FIREの資産は基本的に給与として稼ぎました。
- 投資経験はほとんどなく、FIRE開始の1~2年前から真剣に取り組み始めたくらいです(それも全世界株式へのインデックス投資というシンプルなやり方です)。
- そして今後は、これまでの会社員としての仕事のスキルや経験をもとに、好きな仕事を見つけていきたいと思っています。
私のような方(投資経験は浅いが、そこそこ稼いでいる40代会社員)はFIREをどう考えているのか
ここまで考察して、ふと思いました。私と似たような属性の方(投資経験はあまりないが、比較的会社員として成功していると思われる40代)はFIREについてどう思っているんだろうかと。
- おそらく、FIREなんて考えたこともないのではと思います。
- また、FIREの仕組み(”年間支出x25<資産” など)のことをあまり知らないので、自分ごとではないと思っているのかもしれません。
ただ、それ以外にも(私自身もそうでしたが)、「これまでそこそこ上手くいっているものを壊したくない」という慣性の法則のようなものもあるのかもしれないな、と感じています。
きれいなレールから外れたくないという潜在意識
- 私の人生を振り返ってみると、子供の頃からそこそこ勉強ができて、社会人になってからも大変なこともありましたが何とか乗り越え、それなりに「きれいな」レールを歩んできました。
- ただ、裏を返せば、その「きれいなレール」から逃れられずに、ここまで来てしまったという思いもあります…。
- 私の場合、家族のことや会社の事情なども重なって思い切ってFIREを決断できましたが、「きれいなレール」から降りられないという引力のようなものは感じていました。
決断を終えて
- 人生100年、好きな事で誰かの役に立って、それで生涯お金を稼いでいきたいという思いは強く持っています。
- 一方で、私が会社員のままであれば、もしかすると、60歳に向かって徐々に存在感が無くなり、いつの間にか心までしょんぼりしていたかもしれません。
今まだ47歳。会社に依存しない働き方、役に立ち方、お金の稼ぎ方をしっかり身につけたい。そして同時に、自分や家族の幸せを基準とした生き方に舵を切りたい。
”早期リタイア” と ”生涯現役” のいいとこどり — サイドFIREという生き方
ときどき、早期リタイアするのか、生涯現役で働くのか、なんていう議論を見かけますが、私はサイドFIREは両方のいいとこどりだと思っています。
若いうちから自分や家族のために時間をしっかり使い、定年とか関係なく体が動く限り好きな事で働き続ける。サイドFIREとは実に魅力的な生き方ではないでしょうか。
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