今の時代にサイドFIREという生き方を選択する意味について、上記の1ページ図解を使ってできるだけ簡潔に説明します。
時代背景
人生100年・変化の激しい時代
- 人生100年時代を迎え人生が長期化していく一方で、時代の変化は加速度的に早くなっています。
- これは、1人の人生の中で生きられる時代が相乗効果的に多くなることを意味しています。
- これまで一つの山に登って完成していた人生のストーリーが、次々と山を登り続ける連山型に変わっているということです。
働き方改革・投資環境の整備
一方で社会インフラも時代の変化に対応しています。
- 働き方改革:在宅勤務や副業・転職など、自分のライフスタイルやライフステージに合った働き方ができるようになりました。
- 投資環境:誰でも手軽に資産運用が可能となり、生活資金の調達を自分でコントロールしやすくなりました。
これは「脱会社依存時代」のとも言える環境変化です。
- 従来の「60歳で定年を迎える終身雇用の生き方」から
- 「より主体的にその時々の自分の生き方を選ぶ生き方」が可能となる時代へ変化したということです。
生き方を選ぶ自由を獲得
「自分の生き方を選ぶ自由」を獲得するためには、経済的自立の獲得(不労所得>生活支出の状態)が大きな武器となります。これが、昨今のFIREムーブメントの根幹です。
自由の定義
ここでいう「自由」とは
- 好きなことに挑戦し (What)
- 好きな場所に住み (Where)
- 好きな時間に (When) 好きな相手と働き (Who)
- 好きなように生きる (How)、ということです。
FIREのリスク
一方で、この生き方には主に以下のようなリスクが生じます。
- 金銭的リスク:FIRE決断時に十分な資産があっても、株価の暴落や想定外の出費などでFIREの継続が困難となる場合があります。
- 帰属的リスク:FIREによって社会とのつながりが希薄化し、孤独を感じることがあります。
- 内面的リスク:FIREによって承認欲求や自己実現の機会が減少し、「生きがい」を感じにくくなることがあります。
サイドFIREという選択
これらの「時代背景」「求める自由」「リスク」を鑑みたうえで、サイドFIREという生き方が人生の重要な選択肢の1つになりえます。
- FIREというと「早期退職して悠々自適」というイメージもありますが、FIREの本質は「生き方を選ぶ自由を獲得すること」です。
- そして、FIREの目的は「人生を楽しく生きること」にあります。
- FIREには上記のようなリスクが伴いますが、「好きなことで稼ぐ力」を身に付けることによって、金銭的・帰属的・内面的リスクに対処することができます。
もちろん、「絶対に働きたくない」という人は、サイドFIREではなく十分な資産を貯めてファットFIREを目指せば良いのだと思います。ただ、その場合であっても、万が一に備えて「稼ぐ力」はしっかりと磨いておいた方が良いと思います
人生を自由に死ぬまで楽しみたいのであれば、「FI+生涯稼げる力」が最強の武器となります!
FIREやサイドFIREといった生き方に興味をお持ちの方は、以下の関連記事も参照してみてください。
- 自己紹介:さとぱぱってこんな人
- FIREについて学べる記事:FIREとは / FIREの実践法
- FIREのための3ステップ:貯める-節約法 / 稼ぐ-副業 / 増やす-資産運用
- 「普通の会社員」がFIREを達成する方法
- 1分でFIREに必要な年数・金額が分かる:FIRE計算機
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コメント
さとパパさん(^-^)勇気を貰える記事ありがとうございます!
私はHSPの共感力等を活かして、コーチングやカウンセリング等で生涯社会貢献していきたいと思います!
そして、さとパパさんのように、これからサイドFIREに踏み切ろうとしている方々のサポートをしていきたいです(^-^)
ゆたか坊さん
HSPの気質にはとても大きな強みが備わっているように思います。
私もこの気質を大切に活かしていきたいです!